上甲宣之 「そのケータイはXX(エクスクロス)で」2007年12月17日 00時00分41秒


上甲宣之の本(amazon)
出版社、宝島社他が企画する「このミステリーがすごい!」大賞、
と言うものがあります。

有望な作家志望の人たちから、作品を募って、
大賞受賞作は必ず刊行されるという、新人発掘の為の企画です。
んで、そこから出てきたのが、本作です。

と言っても、実は本作は大賞受賞作じゃなく。
編集者が妙に魅力がある!と言うことで特例として発刊された、
少しいわくつきの作品です。
(2007年12月から「XX(エクスクロス)」と言う名前で、映画化されてます。)


タイトルからは、想像つかないと思うんで、ちょっと説明すると、
山奥の温泉宿に旅行に行った女子大生2人。
山奥の温泉宿は寂れていて、なんだか村人も奇妙に見える。
不気味な風習のしこりが見え隠れしている中、
2人が離れ離れになった時、少しづつ2人に危機がちかづいてくる・・・
物語のキーワードは「ケータイ」。


と言うお話です。
んで感想なんですが、う~ん、なんか編集者の意見に納得。
解説でも書かれてるけど、
文章は説明過多。台詞は自然じゃない。
リズムが損なわれ、なんだか粗くつまんない印象でありながら、
徐々に染み出してくる恐怖の感覚は心地良い、
第一章が読み終わったトコからは、早く続きを読みたいと思わされました。
正直、リメイクしたら化けそうな印象。
なので、映画化には納得。(タイトルは悪いと思うけど)

ps.
作者はホテルマンで現在も、働きながら新作を執筆中という事みたいです。
映画化もされたんだから、かなりお金に余裕できたんじゃないの?
って思ってたら、「このミス」大賞の場合、
映像化権利を企画側に譲渡しないといけないらしいです。

本で読むと、説明過多だし、台詞も自然じゃない。
でも映画で見ると、作者にお金が行ってるのかよくわからない。
う~ん、ビミョー。

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_ 優良画像情報発信ブログ - 2007年12月17日 01時48分01秒

日本1の露天風呂。渓流と山に隣接し自然を堪能できます。感動間違いなし。